外壁塗装であえて剥離させるって本当?
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「塗装ではなく、まず剥離させます」
塗装と反対のことをすると業者側に言われると、ちょっと不安に思ってしまいますね。
でも実際に剥離作業も塗装業界ではよく行われる作業です。
塗装剥離剤と呼ばれる塗膜を剥がすための溶剤を使って、既存の塗装を剥がすことが必要なケースもあります。
例えば塗装がすでに剥がれていると、剥がれている所と剥がれていない所に凹凸ができてしまいます。
そのまま塗装してしまうと、既存の塗装部が剥がれ落ちてしまい、景観を美しく保てません。
そのため、一度既存の塗膜を全て剥がしてから改めて下地補修を行って、塗装する過程を踏むことがあります。
最近の住宅は窯業系サイディングボードと呼ばれるものが多いので、こういった剥離が起こりにくいのですが、昔ながらのコンクリートやセメントによる外壁の場合はこういった剥離作業が必要なこともあります。
剥離剤には人体への悪影響を及ぼさない安全性のある成分が使用されていますのでご安心ください。
ほとんどは非塩素系のアルコールが使用されます。
塗膜を柔らかくして、剥がしやすくしてくれます。
中込塗装では外壁の状態によってはそういった剥離作業も行いながら綺麗に修繕し、塗装を行っていきます。